トピック
    API利用規約
    bybit2022-09-04 09:00:31

    スケジュール-取引アプリケーションプログラミングインターフェース契約


    1. API規約への同意 

      1. お客様が当社のサイトを通じて利用可能なサービスである当社のアプリケーションプログラミングインターフェース(以下「API」)をご使用するにあたり、当社の標準的な利用規約(以下「TOU」)に加え、このAPI契約(以下「APIA」)がお客様に適用され、お客様と当社との間の契約の一部を構成することになります。
      2. 本APIAと当社TOUとの間に齟齬が生じた場合、本APIAが優先されるものとします。
     
    1. リスク開示

      1. このセクションでは、APIを利用した取引に関する基本事項について説明します。APIによる取引は、お客様の口座のセキュリティリスクを高め、お客様の口座認証情報の漏洩や、更には、お客様の口座に預け入れた資金の損失が発生する恐れがあります。APIを利用する上で、それに伴うリスクを十分に理解することが重要です。
      2. APIを使用することで、お客様用に、または、お客様に代わって、APIを使用、アクセス、呼び出し、命令、照会または要求して、お客様のアカウントに関連する特定の操作(「使用」といいます)を行うことができます。
      3. APIを利用する前に、APIキーによる本人確認が必要となります。このため、お客様は当社サイト上でAPIキーを作成することが求められます。APIキーは、お客様の個人情報を当社に表明、確認、および認証するものであり、公開鍵と秘密鍵のペアで構成されています。 
      4. お客様のAPIキーを使用するAPIクライアントは、APIを操作してユーザーに指示を出すことができます。これを行うと、お客様は、APIクライアントがお客様に代わって、ユーザーの指示を当社に送信することを承認したことになります。したがって、APIクライアントを使用する場合、お客様は、前記クライアント、または、かかるクライアントにアクセスするデバイスのセキュリティが侵害されないよう、十分かつ適切に保護されていることを必ず確保する必要があります。  
      5. 外部サービスプロバイダによっては、利便性の高いサービスをサポートするために、お客様にAPIキーの提供をお願いする場合もございます。APIキーを譲渡することは、お客様のログイン資格情報を渡すことと同じです。お客様のAPIキーを第三者に提供することは、その第三者がお客様のアカウント詳細情報、データ、およびお客様に代わって当社のAPIへの指示を作成、提供する権限をすべて利用できることを意味します。お客様は、お客様のAPIキーを要求する第三者の信用および信頼性を検証する際、細心の注意を払う必要がございます。 
      6. APIは、データのプルまたはプッシュの制限など、一定の制限がかかります。また、APIの機能は、利用可能なAPIコマンドで制限されます。また、APIはコンピュータ技術が未熟なことにより、アプリケーションの誤動作や、セキュリティ侵害を招く恐れがあります。
      7. お客様は、一般的な制限と共に随時更新されるAPIドキュメントを理解し、検討する必要があります。こうした制約、バグ更新、コマンドの追加、修正、削除は、お客様の既存のAPIクライアントの設定に影響を与えます。かかる変更は(継続的であれば)、お客様のAPIの機能、ひいては、当社からのお客様へのサービスに全面的に影響を及ぼすことがあります。 
      8. 当社は、お客様に事前通知することなく、またはAPIドキュメントを更新することなく、APIの使用法を修正する場合があります。これは、お客様のAPIの使用に影響を与える可能性があるため、お客様は本書のリスク開示に記載されたリスクについて理解、承諾し、APIドキュメント、および/またはAPIAの変更について常に最新の情報を得ることが、お客様単独の責任であることを承諾するものとします。
     
    1. 定義および解釈

      1. 本APIAで使用されている大文字の用語のうち、本書で定義されていないものは、利用規約において定義された意味を有します:

    API」とは、当社が提供するアプリケーションプログラミングインターフェースを意味します。

    APIクライアント」とは、お客様に代わってAPIにアクセスして使用するすべてのソフトウェア、アプリケーション、ウェブサイトまたはシステムを意味し、かつ、その一部を含みます。

    APIキー」とは、ユーザ、開発者、またはAPIを呼び出すプログラムを認証するために使用される一意の識別子を意味します。

    API制限」とは、APIとの間でやりとりされるコマンド(呼び出しやプッシュなど)の制限を意味します。このような制限はAPIドキュメントの中でさらに定義、詳述されています。

    APIドキュント」とは、技術文書、利用規制とガイドライン、呼び出し量制限、並びに、ここにある当社開発者サイトで管理されるその他の文書で、当社がお客様への事前通知なしに、随時改訂することができるものを意味します。

    否定的行為」は、セクション6に定める意味を有します。

    サービスデータ」とは、APIで提供されるデータセットおよびコンテンツ内のすべてのデータ、または情報を意味します。

    不正コード」とは、不正アクセスを可能にし、ソフトウェア、ハードウェアまたはデータを無効化、消去またはその他の形で害を与えたり、または、かかる行為を行うように設計された悪意あるまたは不正なコード、ウイルス、トロイの木馬、ワーム、論理爆弾、ソフトウェアルーチン、もしくはハードウェアコンポーネントのことを意味します。

     
    1. 免責事項

      1. APIは、「現状有姿」かつ「利用可能」な状態で提供されます。当社は、法律で認められる最大限の範囲で、APIまたはサービスデータの正確性、完全性、信頼性、サービスレベル、継続的な利用可能性、適時性、非侵害性、権利、品質、商品性、または、特定目的への適合性に関するいかなる表明または保証を含むがこれに限定せず、APIに関していかなる表明または保証も行わないものとします。
      2. 当社は、法律で認められる最大限の範囲で、契約、不法行為(過失を含む)、賠償、法的義務違反などにかかわらず、収益損失と利益損失、またはお客様あるいは第三者によるAPIの使用、または使用不能により直接的、もしくは間接的に生じる金額が含まれるがこれらに限定されない、データまたはコストの損失あるいは誤り、もしくは間接的、偶発的、または結果として生じた損害に関して、お客様または第三者に対する責任を負わないものとします。疑義を避けるため、お客様がAPIの使用を許可した第三者またはAPIクライアントの行為または不作為に対して、お客様は引き続き責任を負うものとします。
      3. 当社がAPIを提供することにより、当社は以下が妨げられることはありません:
    1. 当社独自の製品またはサービスの開発。その一部は、お客様のAPIクライアントと同じまたは類似の機能を提供する場合があります。もしくは
    2. 事前通知なしに、APIまたはAPIへのアクセス方法を、いつでも変更すること。
     
    1. APIライセンスの付与 

      1. 当社は、否定的行為に関する条項に従い、APIの開発、テスト、およびお客様の使用をサポートするために、本契約の期間中、会社の知的財産権に基づいて、限定的、非独占的、サブライセンス不可、移転不可、譲渡不可、および取消可能なライセンスをお客様に付与します。これらの規約は、以下に対するいかなる権利もお客様に付与するものではありません:
    1. 不注意、もしくはその他の方法により、個人データがAPIを通じて含まれるか、または公開された場合のすべての個人データ;および
    2. APIを通じてアクセス可能なコンテンツに含まれるすべての知的財産。
     
    1. 否定的行為

      1. お客様は、お客様のAPIクライアント(複数)に不正なコードがないことを表明し、保証するものとします。 
      2. お客様またはお客様のAPIクライアントが、API、あるいはAPIを提供するサーバもしくはネットワークに干渉したり、妨害しないものとします。 
      3. お客様またはお客様のAPIクライアントは、APIまたはサーバの脆弱性を悪用、もしくはテストしたり、不正、あるいは悪意のあるスクリプト、コード、コマンド、クエリ、ないしはリクエストを注入したり、あるいは、APIを通じて不正なコードを導入してはならないものとします。
      4. お客様またはお客様のAPIクライアントは、サービス、API、サービスデータ、またはサービスで保存、あるいは送信された他のデータや情報のセキュリティを損なうか、またはその恐れのある方法で、APIまたはサービスデータを使用してはならないものとします。また、お客様は、以下のことを行ってはならず、あるいは、行おうとしてはならないものとします:(a) サービスまたはAPIの特徴、機能、もしくはセキュリティ制御を妨害、変更、あるいは無効化すること、(b) サービスまたはAPIの保護メカニズムを無効化、回避、迂回、除去、停止させるか、または他の方法で避けること、 (c) サービスまたは API をリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、あるいは、ソースコード、基本的なアイデア、アルゴリズム、構造または組織形態を導き出すこと。
      5. お客様またはお客様のAPIクライアントは、プラットフォーム上の機能またはクライアントを含むがこれに限定されない、当社が提供する製品またはサービスを複製したり、もしくは、当社の製品やサービスのユーザ体験と競合させたり、あるいは、代替することを試みてはならないものとします。 
      6. お客様またはお客様のAPIクライアントは、API、サービスデータ、サービスのいずれかの可用性、性能、機能を監視するため、あるいは、同様の何かしらのベンチマークを目的として、APIまたはサービスにアクセスしてはならないものとします。
      7. お客様またはお客様のAPIクライアントは、いかなる場合においても、お客様のAPIクライアントを通じて、または他の方法で、サービスまたはその一部、APIあるいはサービスデータを再パッケージ化、もしくは再販しないものとします。 
      8. お客様またはお客様のAPIクライアントは、いかなる場合においても、他者の知的財産を侵害または不正利用したり、あるいは該当する法律や規制に違反する方法で、APIまたはサービスデータを使用しないものとします。
      9. お客様またはお客様のAPIクライアントは、APIを営利目的で利用しないものとします。
     
    1. APIとサービスデータの使用

      1. お客様がAPIを使用する権利は、APIごとの各APIドキュメントに記載されている使用制限を含む、追加条件に従います、これらの条件は、事前通知なしに随時変更される場合がございます。 
      2. お客様のAPIキーは、当社がお客様によるAPIへのアクセスを確認するための唯一の手段です。お客様は、上記のリスク開示を読み、お客様のAPIキーを第三者と共有、譲渡したり、あるいはキーを紛失することに伴うリスクを理解したものとします。 
      3. お客様は、お客様のAPIキーのセキュリティおよびその侵害に対して、単独で責任を負うものとします。当社は、第三者によるお客様のAPIキー使用から起因するいかなる命令またはコマンドの実行に対しても、責任を負わないものとします。
      4. お客様は、お客様のAPIキーによるAPIまたはサービスデータの不正使用に気付いた際、速やかに当社に通知することに同意するものとします。  
      5. お客様は、サービス改善、使用状況追跡、規約の遵守確認、またはセキュリティ目的で、当社がお客様のAPIの使用を監視する場合があることに同意するものとします。
      6. お客様は、本APIAへの順守を検証し、当社のサービスまたは当社のユーザが影響を受ける可能性のあるセキュリティ問題を特定するために、当社が合理的に信じる範囲で、お客様によるAPIまたはAPI クライアントの使用を監査できることに同意するものとします。お客様は、かかる監査に協力し、お客様のAPIの使用またはお客様のAPIクライアントが本APIAに遵守していることの証拠を提供することに同意するものとします。当社は、お客様がかかる監査への協力を拒否した場合、または、この監査によりAPIが本APIAの条件に反する方法で使用されていることが判明したか、あるいは当社独自の裁量により、当社サービスまたは当社のユーザにへのセキュリティ上の脅威となると判断した場合、お客様がAPIにアクセスすることを即座に停止する権利を留保します。 
      7. お客様は、APIを使用する際、APIクライアントのアイデンティティを偽ったり、あるいは、隠さないないものとします。お客様は、お客様がAPIクライアントのアイデンティティを偽ったり、あるいは、隠したりした場合、当社はお客様に事前通知することなく、お客様のAPI利用を制限する権利を留保することに同意するものとします。
      8. お客様は、当社サイトに記載されているすべてのセキュリティ要件と手順を含む、当社が公表している技術などに関する仕様に従って、APIを使用することに同意し、お客様のAPIクライアントにAPIを使用させるものとします。 
     
    1. APIドキュメント 

      1. 当社は、当社独自の裁量により、お客様に事前通知することなく、APIドキュメントをいつでも修正できるものとします。 
      2. 当社は、当社独自の裁量により、APIドキュメントを更新することなく、またお客様に事前通知することなく、APIの利用法を変更できるものとします。 
      3. 当社は、API制限の引き上げについて書面(電子メール可)で同意することができ、その場合、当社がかかる同意を取り消すまで(電子メール可)、もしくはAPIドキュメントに変更がある場合、引き上げ後のかかる制限を適用できるものとします。APIドキュメントと本APIAとの間に齟齬がある場合は、本APIAが優先されるものとします。
      4. 当社は、お客様のAPIで検証されたサードパーティプロバイダがお客様の権限を要求または表明した場合、使用およびAPI制限を修正する場合があります。
     
    1. 補償事項

      1. お客様は、以下が原因で直接的または間接的に生じるすべての責任、損害、費用(弁護士費用を含む)、並びに経費を当社に補償するものとします。
    1. お客様のAPIの使用に関連する第三者からのすべての請求;
    2. お客様のAPIの使用に起因、または関連して発生したシステムの障害や停止、および/またはデータやソフトウェアの損失あるいは損害;
    3. お客様が他者の権利を侵害した場合;または
    4. APIで開発されたお客様のAPIクライアント(複数)、またはお客様による派生分析、もしくはアプリケーションを第三者が使用したことに関連する、第三者からのすべての請求。
    1. API、並びに、APIに存在するか、またはAPIに関連して使用されるAPIのすべての出力および実行ファイルにおける、およびこれらに対するすべての知的財産権、権利、および利益は、当社の所有物とします。お客様は、当社の書面による事前承認がある場合を除き、APIについて当社に帰属するいかなる知的財産権も行使できないものとします。 
     
    1. APIアクセスの一時停止または終了 

      1. 当社は、理由の如何を問わず、お客様に事前通知することなく、本契約を終了させるか、またはお客様によるAPIへのアクセスを一時停止できるものとします。このような終了または一時停止があった場合、お客様は直ちにAPIの利用を停止するものとします。当社は、お客様がAPIキーを伝達した第三者を含む、関連する第三者と個別に連絡を取って、お客様がAPIを使用する権利の終了を通知することができるものとします。
      2. 上記免責条項と補償条項、並びに、終了、またはかかる終了の結果を有効にするのに必要なこれら条件の他の規定は、本APIA、および当社の利用規約の終了後も存続するものとします。
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